東京都港区 「麻布十番」の由来 [東京都]
江戸情緒の残る下町風の商店街が大人気なのが港区の「麻布十番」です。
この「麻布十番」の地名の由来は、「麻(リネン)の布」ではなく「崖地」を意味する「あぞふ」から来ています。
六本木から「麻布十番」へ向かう道は下り坂になっていますが、その意味から見ると崖の下ということになるのでしょうか。
さて、「麻布」のあとに付されている「十番」の由来は河川改修や開拓地の番号という説と、江戸時代に使われていた「十番組屋敷」や「十番橋」の名称からの転用という説があります。
ちなみに「麻布十番」はあっても「麻布七番」や「麻布八番」といった地名はないようです。
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