東京都文京区 「本郷」の由来 [東京都]
文京区の名称には学問や教育を指す「文教」の意味があるそうですが、その名を象徴する存在といえるのが「本郷7丁目」に本部のある東京大学本郷キャンパスでしょう。
東京大学は創立が貞享元年(1684)で、犬公方の異名でも知られる徳川綱吉公の治世の時代に江戸幕府により昌平坂学問所として設立されました。
現在、本郷キャンパスには法学部や医学部、文学部、理学部などの学部が置かれ、将来の日本を担って立つと期待される人材が勉学に励んでいます。
小耳に挟んだ話では、学部のみだけでなく、学生や卒業生、職員のみが利用できるスポーツ施設もあるとか。
ジムやプール、シャワー、サウナ・・・広大な敷地の中で健康促進も忘れません。
シャワーが浴びれる?!と、風呂なし生活の学生などは嫉妬しそうな話ですが、ちゃんと利用費もかかるし、寄付も募って運営されているそうです。
閑話休題。
その「本郷」の地名は、古代の行政単位のひとつである「郷」の中で政治や経済の中心的な役割を果たしていた「郷」であったことが由来とされています。
東大キャンパスのある「文京区本郷」は室町時代から戦国時代にかけて「湯島本郷」と呼ばれており、当時のこの地域の中心地として栄えていたと考えられるでしょう。
大きな地図で見る
コメント 0